似た者同士2017/11/05 13:33

折しもトランプ大統領の訪日でメディアはお祭り騒ぎをしています.
そんな折,パックンことパトリック・ハーラン氏のトランプ大統領に関する興味ある記事がニューズウイーク誌に掲載されています. そこでは,トランプ氏が大変な嘘つきであることを披露しています.
政治家の主張の真偽を検証するサイト「ポリティファクト(PolitiFact)」が取り上げたトランプの発言は、「ほとんどウソ」「ウソ」「真っ赤なウソ」で7割近く。6月にニューヨーク・タイムズが、トランプが就任してからのウソを社説にまとめたが、5カ月分だけなのに全面記事になった,ということです. また,ワシントン・ポストがまとめた数字では、就任100日で492回のウソ、つまり平均で1日5回近くもウソをついている,と報告されているようです. 似た者どうしで気が合うのでしょう,安倍首相は大統領を迎えて大層ご機嫌のようです.

パックン氏はもうひとつ大事な事実に触れています. それは「トランプからアメリカを守る」という大統領の横暴に対する抑制機能がアメリカ社会に醸成されているという指摘です. わが国はどうでしょう. 政官業,メディアが政権の意思を忖度するとう悪しき風習に毒されています. せめてメディアだけでもしっかりして欲しいと思うのですが,メディアの関係者が嬉々として権力の酒肴の饗応うけているありさまで,全く情けないですね.

パックン氏の記事「パックンのちょっとマジメな話」は下記にあります. 興味ある方はご一読下さい.




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