燦々会鎌倉33観音札所めぐり 目次2016/06/05 15:44

燦々会首都圏会『’15年春季鎌倉三十三観音札所巡り(第七回)と懇親会』 開催の記 by 遠藤2015/08/19 11:35

      夏燦々会首都圏会『’15年春季鎌倉三十三観音札所巡り(第七回)と懇親会』

開催の記もそろそろ終わり近くになっての燦々会首都圏会春季の会の報告となり、申し訳ありません

今回は、七回目として、鎌倉東部方面の3個所の鎌倉三十三観音札所巡った後、鎌倉八幡宮の近くのイタリアンで懇親会を開催した。
今回で28個所の観音様を巡ったことになった。

いつもですが、今回も観音札所巡りのプランと訪問先の寺院の紹介資料の作成を鎌倉の住人・油谷さんにお願い致しました。油谷さんには、お礼と感謝を申し上げます。

開催の結果報告は、以下の通りです。
なお、訪問した寺院の紹介内容は、上記の通り油谷さん作成の資料によります。

1.開催内容を要点のみ下記に記述します。
(1) 開催日:平成27年5月27日(水)晴
(2) 今回の札所等の巡りコース:今回は鎌倉東部方面の3個所の観音札所を下記のルートで巡った。
鎌倉駅東口→6番札所瑞泉寺→1番札所杉本寺→2番札所宝戒寺→懇親会会場 
今回は、観音様の祀られている寺院が分散しているため、4個所を予定していたが、時間が無くなり、1個所鎌倉八幡宮の裏手西御門にある時宗5番札所来迎寺は次回以降に訪問することにした。
            
(3) 懇親会:イタリアン「トラットリア イルシオーネ」(¥2,800/名、生ビール・赤ワイン等飲み物代等約¥1,600/名)開催した。
(4)参加者(敬称略):佐々木*、原節、保坂*、山上、油谷、渡辺、遠藤 計7名  注)*印の方:懇親会のみ参加

2. 鎌倉駅東口からバスに乗車、鎌倉宮(別名:大塔宮)で降車、約15分程徒歩で臨済宗円覚寺派の6番札所瑞泉寺を訪れ、千手観世音菩薩を拝観した。
この観音様は水戸光圀が寄進したもの。
  開山は夢窓国師で、木彫の像が祀られている。
境内の庭が有名で、特に本堂の裏手にある岩庭が素晴らしい。

3. 次に訪問したのは、鎌倉三十三観音の1番札所でまた坂東三十三個所観音霊場の1番札所でもある杉本寺を訪れ、十一面観世音菩薩を拝観した。 
天平年間(西暦700年代)に創建。鎌倉最古の寺と云われている。
屋根は現在では珍しい茅葺で、いかにも古いただずまいなのが有名である。
4.杉本寺からはバスにて移動し、2番札所宝戒寺を訪れ、十一面観世音菩薩を拝観した。
1333年5月に最後の鎌倉幕府が滅び、執権北条高時以下数百名が東勝寺にて自害した。
  その2年後東勝寺の近くの高時邸跡に、後醍醐天皇の命で足利尊氏が戦死者の菩提を弔うた
めに建てたのが宝戒寺である。
現在は、職人の崇める寺として有名である。
庭には四季折々の花が咲き、参詣人が絶えない。特に萩が名高い。 
                                                                      以上
                              (H27.8.18 文責:遠藤)
写真はこちらにあります.

燦々会首都圏会’15年春季懇親会および鎌倉三十三観音巡り(第7回)開催 by 遠藤,油谷2015/06/12 13:07

 先の5月27日,恒例の”鎌倉33観音めぐり”が行われました.
油谷さんから,写真が送られてきましたので,掲載いたしました.今回は参加諸兄の写真はないとのことで,次のようなコメントがありました.

参加者が全く写っておりませんでした。申しわけありません。
代わりに沢山の料理の写真の中から代表的なものを添付します。
お寺は鎌倉最古の寺と言われる杉本寺。
イタリア料理は前菜、プリモからムール貝、メインのセコンドからソティーと
グリル、甘いドルチェからティラミスを載せました。
いつもこの料理が楽しみで参加される方も居られるそうです。

                                                           杉本寺
                                                              前菜

                                                       アサリとムール貝


                                                サルシッチャのソテー

                                                      仔羊のグリル

                                                        ティラミス

記録として,遠藤幹事からの開催案内の一部を以下にアップしました.

初夏を思わせる快適な春の天気が続いておりますが、皆様におかれましては、お変わりなく、お
元気にお過ごしのことと存じます。
 
今年2月新年会以来、暫らく振りとなりますが、鎌倉鎌倉三十三観音巡り兼ねて懇親の会を首記
の会を下記にて開催したいと存じます。
つきましては、万障お繰り合わせの上、ご出席賜り度、ご案内申し上げます。
出欠のご返事は、メール/TEL/FAXにて5月12日(火)までに遠藤宛発信下さいますよう、よ
ろしくお願い申し上げます。
 
なお、観音様はいままで25個所を巡りましたが、今回は7回目として鎌倉の東部の下記の4個所
を予定したいと存じます。
いつものように、懇親会のみの参加も大歓迎でありますことを申し添えさせていただきます。
                      記
1.開催日時と集合場所;平成27年5月27日(水)9:55までにJR鎌倉駅東口改札口に集合と
  します。
(1)観音様巡り:10:00~13:00
(2)懇親会  :13:00~15:00
 
2.開催場所;
(1)観音様巡り:鎌倉駅東口(バス)発10:05→大塔宮10:12着→(徒歩)瑞泉寺着10:25 発10:50
→(徒歩)杉本寺着11:05 (バス) 発11:31→(最寄りバス停から徒歩)来迎寺着11:5 徒歩)発12:20
→宝戒寺着12:30 (徒歩) 発12:55→懇親会場着13:00                         
(2)懇親会  :(鎌倉八幡宮近く)「トラットリア イル シオーネ」
    (鎌倉市雪の下1-8-36(TEL0467-24-1885) 
3.会費;¥5,000/名程度の予定(ランチコース¥2,500+税/名、飲み物約¥2,500/名)

燦々会首都圏会『’14年秋季鎌倉三十三観音札所巡り(第六回)と懇親会』 開催の記 by 遠藤2014/12/30 14:26

首都圏会『14年秋季鎌倉三十三観音札所巡り(第六回)』と
懇親会開催の記

今回も、秋の開催が冬には入ってからの報告となり、大変遅くなりましたことお詫び致します。

今回は六回目の鎌倉三十三観音札所巡りを兼ねた懇親会を開催した。
今回の3個所の観音様を巡りを含めると、計25個所を拝観したことになった。

鎌倉の住人・油谷さんには、今回も観音札所巡りのプランと訪問先の寺院の紹介資料の作成を行ってていただき、深謝を申し上げます。

開催の結果報告は、以下の通りです。

1.開催内容を要点のみ下記に記述します。
(1) 開催日:平成26年10月30日(木)晴 10:00~15:00
(2) 今回の札所巡りコースは北鎌倉より方面の3個所の観音札所を下記のルートで巡った。すなわち、
鎌倉駅西口→26番札所海蔵寺→25番札所浄光明寺→24番札所寿福寺→懇親会会場             
(3) 懇親会:フレンチビストロ「オシノ」(ランチコース¥2,200/名、ワイン・焼酎等飲み物代約¥1,760/名)開催した。
(注)特に魚料理が美味のように感じた。
(4)参加者(敬称略):保坂(懇親会のみ)、松本、山上、油谷、遠藤 計5名

2. 従来と同様に、観音様巡りのコースは油谷さんに選んでいただき、今回は扇が谷方面の観音のある上記寺院3個所を巡った。

3. 鎌倉駅西口から徒歩で最初に訪れたのは、十一面観音菩薩が納められている臨済宗建長寺派で26番札所海蔵寺を拝観した。車の通る道路から離れており、木立に囲まれた静かなお寺で、風情が良い所と感じた。
この寺院の見どころは、
①本堂裏の庭園で、水が流れ落ちる岩山を背にした小振りながら美しく、りんどうと思われる花がきれいに咲いていた。(ここは一般に公開されていないが、本堂の脇から眺めることができた。)
②門前にある底抜けの井戸で鎌倉十井の一つで、歌にも詠われている名井とのこと。
③頼朝の娘大姫の持ち仏の地蔵尊を納めてある岩船地蔵堂。
等が知られているとのことである。

4. 二番目に訪れたのは、真言宗泉湧寺派の25番札所浄光明寺で、ここにある千手観世音菩薩を拝観した。ここは、拝観料が必要であったが、住職と思われるお坊さんがガイドをしてくれる寺院で、裏山に登ると鎌倉の海が望めると云うので、油谷さん、山上さんが訪れた。
遠藤はご朱印をもらうため、失礼した。
小振りながら、また余り知られていないが、由緒ある寺院のようである。
ここの見どころは、
①重文の本尊阿弥陀三尊蔵および五輪塔(これは非公開)があること。
②現存する京都・冷泉家の祖の冷泉為相の墓があること。
③十六夜日記の作家・阿仏尼(冷泉為相の母)がこの寺の遺産相続に係わったことで、知られ、今回は海蔵寺に向かう道の脇にある小さな墓が彼女のものと伝えられているとのことで、拝観した。

5. 最後に訪れたんは、鎌倉駅に比較的近い臨済宗建長寺派24番札所寿福寺で、十一面観音菩薩像が祀られている。
鎌倉五山の第三位の寺院で、境内は広い。
ここの見どころは、
①政子と実朝の墓と称する並んで建てられている五輪塔(供養塔)があること。
②墓所は南側の山裾の離れた所にあるが、ここには自由に拝観できる高浜虚子、大仏次
郎の墓があること。
 他に有名人の墓として陸奥宗光の墓もあるが、ここには現在アクセスできないとのこと。
 (蛇足ながら、遠藤は、ご朱印をもらうため忙しく、②の墓所はいけなかった。)
                               以上
                    (H26.12.29 文:遠藤, 写真:油谷)
                                   
「オシノ」にて

海臧寺裏庭

淨光明寺冷泉為相墓

寿福寺大仏次郎墓

燦々会首都圏会『’14年春季鎌倉三十三観音札所巡り(第五回)と懇親会』 開催の記 by 遠藤2014/08/11 06:47

    燦々会首都圏会『’14年春季鎌倉三十三観音札所巡り(第五回)と懇親会』 開催の記

今回も春季の会にしては大変遅くなりましたが、五回目の鎌倉三十三観音札所巡りを兼ねた懇親会を開催した。
これで、22個所の観音様を巡ったことになった。
毎回、観音札所巡りのプランと訪問先の寺院の紹介資料の作成を鎌倉の住人・油谷さんにやっていただいており、油谷さんには、お礼と感謝を申し上げます。

開催の結果報告は、以下の通りです。報告が大幅に遅れましたこと、お詫び申し上げます。
なお、訪問した寺院の紹介内容は、上記の通り油谷さん作成の資料に基づくものであることを申し添えさせていただきます。

1.開催内容を要点のみ下記に記述します。
(1) 開催日:平成26年5月28日(水)晴
(2) 今回の札所等の巡りコース:今回は材木座方面の7個所の観音札所を下記のルートで巡った。すなわち、鎌倉駅東口→14番札所来迎寺→15番札所向福寺→17番札所補陀落寺→19番札所蓮乗院→18番札所光明寺→20番札所千手院→16番札所九品寺→懇親会会場             
(3) 懇親会:そば処「梵蔵 自家挽工房」(九品寺の向かい側)(そばランチコース¥3,500/名、そば焼酎・ビール・日本酒等飲み物代約¥1,600/名).
(注)そば屋での開催は暫らく振りであったが、さすがに自家挽きのそば粉を使用しているため、味は上等であったように思う。そば焼酎も良し。
(4)参加者(敬称略):佐々木、杉浦*、原節、油谷、吉田宏、渡辺、遠藤 計7 *:懇親会のみの参加

2. いままでと同様に、観音様巡りのコースは油谷さんに選んでいただき、今回は三十三観音のある寺院が集まっている鎌倉南東部・材木座方面の上記7寺院を拝観した。

3. 鎌倉駅東口から徒歩で最初に訪れたのは、時宗の末寺である14番札所来迎寺(ライコウジ)で、聖観音菩薩(子育て観音)を拝観した。時宗の総本山は藤沢市の遊行寺(正式名は清浄光寺)である。この寺には、頼朝を助けたことで有名な三浦大介(横須賀市衣笠城主)の墓(五輪塔)がある。
鎌倉市内には、別に同名の来迎寺という寺が西御門という所にあり、間違い易い。ここも三十三観音の一つが祀られており、いずれ拝観に訪れる予定である。

4. 二番目に訪問したのは、同じく時宗本山遊行寺の末寺15番札所向福寺で、ここにある聖観世音菩薩を拝観した。
ここを開山した一向上人は、時宗開祖・一遍上人同様遊行を行ったので一向宗とも云われ、混同され易いが、実際は別である。
この寺は、小さな寺のせいか、案内の小さな看板が一枚あるだけで、判り難い所にある。たまたま、同じ観音様巡りをされていた鎌倉の市民の方に出会ったが、この方も同じく場所が判り難かった感じたらしく、市の観光課に案内看板を設置するよう申し入れたいと云ってい
た。また、その方の話では三浦半島にも「三浦三十三観音札所」があるとのことである。機
会があったら、こちらも巡ってみたいと思った次第。

5. 次に、海の方に向かい補陀落時を訪ねた。ここは、三十三観音の17番札所で、十一面観音菩薩像が祀られている。
開基は頼朝で、開山は文覚上人と伝えられている。
文覚上人は北面の武士であったが、同僚の妻に横恋慕して、誤って殺してしまって、出家したとのこと。
出家後も荒法師として多くの逸話があり、頼朝に源氏の旗揚げを勧めたと云われている。
平家総大将・平宗盛が最後まで所有していた赤旗一流しを頼朝がこの寺に奉納したとも伝えられており、この旗が今も残されているとのこと。

6. 道順に従い、次は20番札所千手院を訪ねたが、女性の拝観者が多いため後回しにすることとし、近くの十一面観音菩薩が祀られている19番札所の連乗院を訪ねた。
ここは、浄土宗大本山光明寺の支院で、境内の海側に隣接した所にある。もともとは、光明寺より古く、鎌倉市の佐助という所にあったが、現在地に移ってきて、支院となったとのこと。
光明寺の新しい住職は一旦この寺に入ってから入山することになったいるとのことである。

7. 次いで、隣にある浄土宗の18番札所光明寺の如意輪観音菩薩を拝観した。
この寺は浄土宗大本山(浄土宗総本山は知恩院)と称するだけあって、大寺院である。
本堂は大規模で、回廊があり、ここから眺められる枯山水の庭は小さいが美しいことで有
名である。
本堂と開山堂を結ぶ廊下から眺められる蓮池は、大賀博士の古代蓮で知られているとのこ
と。
2階には多数の仏像が祀られている山門も荘大で、見事である。
内山さんの開催案内の返信メールには、ここの精進料理を嗜んだことがある旨の記述があ
った。
2名以上であれば、昼食の予約も予約できるようである。

8. 拝観者が多くて後回しにした20番札所千手院は光明寺の塔頭の一つで、名前の通り千手観世音菩薩が祀られている。ここは光明寺の寺僧寮であったと伝えられており、山側にある小さ目の寺である。

9.今回の最後の拝観個所は、16番札所九品寺(クホンジ)で、ここには聖観音菩薩が祀られている。
ここは新田義貞が建立した寺で、義貞が鎌倉攻めを行った時の本陣を構えた所であるとのことで、由緒がある寺である。
千手院から九品寺に向かう途中で、鎌倉の海を眺めるため、材木座海岸に立ち寄った。

10. 懇親会:自家製手打ちそば「梵蔵(ぼんぞう)」
店で粉を挽いている本物の蕎麦は逸品だった。お奨めは蕎麦湯割のそば焼酎。

11.参加者(敬称略):杉浦(懇親会のみ)、遠藤、原、佐々木、吉田、渡辺、油谷 計7名  注)杉浦*:懇親会のみの参加
 
                                以上
               (H26.8.9 文責:遠藤, 写真:油谷)
                                 (H26.12.31 10,11を油谷追記)



梵蔵にて

光明寺本堂

光明寺蓮池